虹の天気図

希望と多様性を表す虹。いつどこに現れるか分からない虹は、サンシャワー(天気雨)のときに見られる気象現象。天気図には書き込まれないし、記号もない。予測不可能であるが希望を表す虹をアーティストの活動に例えた展覧会が福岡・大名のkonya-galleryで開催されます。本展は、福岡アジア美術館で開催される「サンシャワー：東南アジアの現代美術展1980年代から現在まで」展に会期を合わせ、アジアのアーティストと地元のアーティストの関わりについて考える展覧会で、
1979年に開館した福岡市美術館がアジア美術への調査を開始した経緯からアジア美術館開館にいたる流れ、また福岡および周辺地域に滞在制作したアジアのアーティストと地元のアーティストの関わりについて振り返り、現在のアーティスト交流の実態や今後の展望について語るトークもおこない、これからのアジアと日本の関係性を考えていきます。期間中は、約10人のアーティストの関連作品や資料展示、上映、その他のトークイベントなどを開催予定です。

【参加者（出品アーティスト、トーク出演者） ※順不同、敬称略】
ナウィン・ラワンチャイクン（アーティスト）、後小路雅弘（九州大学教授）、山野真悟（NPO法人黄金町エリアマネジメントセンター）、藤浩志（美術作家、秋田公立美術大学大学院教授）、宮川敬一（アーティスト）、鈴木淳（アーティスト）、生島国宜（画家）、田中千智（絵描き）、寺江圭一朗（アーティスト）、セカンド・プラネット（アーティスト）、角田奈々（写真家）、八頭司昂（絵描き）、野田恒雄（建築家、TRAVELERS PROJECT主宰） ほか。 [トーク出演 約10人、作品展示 約10人]

【会期中イベント（敬称略、順不同）】 
11/3(金・祝) 19:00～オープニングイベント
11/9(木) 19:00～ トーク 野田 恒雄
11/19(日) 15:00～ トーク 山野 真悟
11/28(火) 18:00～ ナウィン・ラワンチャイクン映像上映とトーク【仮題】
ナウィン・ラワンチャイクン、後小路 雅弘
12/1(金) 19:00～ トーク 藤 浩志
12/22(金) 19:00～ クロージングイベント
ほか