日程
2024/11/09(土) 〜 2025/01/12(日)
会場 福岡アジア美術館 |
昭和・平成・令和を通じて、
世代やジェンダーを超えて、
国境や言語も越えて広く共感を集める
江口寿史50周年を前にした大展覧会!
ナンセンスなギャグマンガからハイセンスなイラストレーションまで──微かな表情や小さな仕草までを見逃さない観察眼でいのちを吹き込まれたキャラクターたち、精緻な描線と卓越した構図が織りなす人物画は、ポップなファッションや趣味、都会的なライフスタイルをリアルに描き込むことで〈いま〉を生きる現代人のポートレートとして高く評価されています。
今回は大型キャンバス作品やオリジナルのマンガ原稿など総数500点超を一堂に展覧。とくに日本のシティポップ音楽や1980年代の若者文化が欧米やアジア各国でも人気を博しリバイバル・ブームの広がる現在、福岡アジア美術館で開催する本展では、日本のマンガ文化から生まれた江口のポップ表象をアジアの中のポップ・カルチャーの起点のひとつとして位置付け、その魅力と実力に迫ります。
【江口寿史(えぐち・ひさし)プロフィール】
江口寿史 EGUCHI HISASHI
マンガ家、イラストレーター
1956年3月熊本県水俣市生まれ。1970年千葉県野田市に転居。千葉県立柏高等学校卒業。1977年、「週刊少年ジャンプ」にて『恐るべき子どもたち』(月例賞入選)、『8時半の決闘』(赤塚賞準入選)で漫画家デビュー。代表作に『すすめ!!パイレーツ』『ストップ!!ひばりくん!』『「エイジ」』『キャラ者』など。80年代から雑誌、小説単行本、レコードやCDジャケットイラスト、広告イラストなども数多く手がけ、リアルタイムのファッションやカルチャーを反映したポップな作風は、世代を超えて支持され続けている。
展覧会は「KING OF POP」(2015-17年・川崎市市民ミュージアムなど8会場)、「彼女」(2018-23年・金沢21世紀美術館など8会場)、「RECORD」(2022年・渋谷、大阪ほか)、「NO MANNER」(2023年・カイカイキキギャラリー)、「東京彼女」(2023年・東京ミッドタウン日比谷)、「TOKYO ARTE POP」(2023年・イタリア文化会館)、「江口寿史展ノット・コンプリーテッド」(2023-24年・世田谷文学館)など。近著に「KING OF POP」(玄光社)、「step」「RECORD」「step2」(河出書房新社)、「彼女」(集英社インターナショナル)、「江口寿史扉絵大全集」(小学館)などの画集がある。
2024/11/09(土) 〜 2025/01/12(日)
福岡アジア美術館
2025/01/21(火) 〜 2025/05/11(日)
九州国立博物館
2024/11/23(土) 〜 2024/12/07(土)
福岡市美術館 2階 特別展示室入口付近
2024/12/07(土)
福岡市美術館 1階 ミュージアムホール
2024/10/05(土) 〜 2024/12/08(日)
熊本市現代美術館