江口寿史展
EGUCHI in ASIA
2024/11/09(土) 〜 2025/01/12(日)
福岡アジア美術館
日程
2022/08/10(水) 〜 2022/10/10(月)
会場 長崎県美術館 |
※ご来館前に、長崎県美術館ホームページで詳細をご確認ください。
今年度、長崎県美術館のコレクションに昨年12月に満101歳を迎えた画家・野見山暁治の作品が新しく加わりました。本展ではそれを記念し、新収蔵作品を一挙公開します。
野見山暁治は、1920年に福岡県飯塚市の炭坑の町に生まれました。幼少期より絵を描くことを好み、父親の反対に遭いながらも次第に画家を志すようになります。そして17歳の時に東京美術学校油画科予科に入学、翌年本科に入学しました。ところが次第に戦争が激しくなると、野見山は繰り上げ卒業を余儀なくされ、陸軍に入隊し満洲へと派遣されます。しかしまもなく肺の病気により内地送還され、傷痍軍人福岡療養所で終戦を迎えました。
1952年から1964年にかけてフランスへ絵画留学。西洋の造形感覚を身に着けていく一方で、留学末期には自らの中に潜んでいた東洋に目覚めます。帰国して以降、国内の美術運動や団体からは距離を置き、現在に至るまで独自の画業を展開してきました。
野見山の作品では常に、自らが目にしたものや記憶など、身近なものが色や形を自由に変え、さらには意味をも剥ぎ取られながら絵の中に顕現します。そしてそれらが画面の中でせめぎ合いながら、緊張感を保ったまま見る者に迫ってきます。ときに軽妙で、ときに重厚な、野見山の絵画世界を支える造形力は、100歳を過ぎた今もなお衰えることがありません。
本展では留学時代に赴いたスペイン滞在期(1963年)の作品から2010年までの油彩画12点をはじめ、水彩画や素描を合わせ、幅広く野見山芸術を紹介します。
2024/11/09(土) 〜 2025/01/12(日)
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