江口寿史展
EGUCHI in ASIA
2024/11/09(土) 〜 2025/01/12(日)
福岡アジア美術館
秋吉真由美 2022/10/27 |
知れば知るほど、奥が深い陶磁器の世界。芸術の秋、時間を忘れて陶磁器の世界に没入してみませんか。やきものをテーマにした、気になる展覧会の情報を集めました。さまざまな人の手を伝わり、今、縁があって目の前にある逸品をぜひ堪能ください。
近現代陶芸の名匠、板谷波山の世界
近現代陶芸を代表する陶芸家・板谷波山(1872~1963)の生誕150年を記念した回顧展「生誕150年 板谷波山 ─ 時空を超えた新たなる陶芸の世界」が出光美術館で開催中です。
アール・ヌーヴォーの様式や中国陶磁などの多様な技法を駆使し、さらに独自の表現を加えた作陶は今でも高く評価されています。本展では、その変遷を紹介。波山陶芸の魅力に触れてみませんか。
貴重な御所の器の古伊万里
江戸時代、天皇家で用いられていた伊万里焼の染付磁器の食器。菊御紋があしらわれたその食器は毎月新調され、古いものは公家や門跡、宮中に仕える役人・女官らに下賜されていました。
九州国立博物館で開催中の「御所の器 ―公家山科家伝来の古伊万里」では、藤原北家の流れを汲む公家・山科家に伝来した、その御所の器を初公開。食器のほか、煙草盆や香炉など貴重な品が並びます。
確かな眼で選ばれた逸品
山口県立萩美術館・浦上記念館は、萩市出身の実業家・浦上敏朗氏(1926~2020)がコレクションしてきた浮世絵や東洋古陶磁などを、山口県に一括して寄贈したことを機に開館しました。
浦上氏の三回忌という節目の年にあたり、「蒐集家 浦上敏朗の眼 浮世絵・やきもの名品展」が開催されています。
中国・朝鮮古陶磁や浮世絵など、浦上氏の確かな眼で選ばれた逸品が並びます。
有田焼の魅力が凝縮
九州陶磁文化館は、常設展示の一室を「有田焼の歴史」をテーマにリニューアル。約400年の歴史を持つ有田焼の歴史や魅力を名品や映像を盛り込んで紹介しています。
モニターで皿の形や文様を選んで好きなデザインを作ることができるコーナー「有田焼のデザイン MY ARITA」など、体験しながら楽しめる仕掛けも。
2024/11/09(土) 〜 2025/01/12(日)
福岡アジア美術館
2025/01/21(火) 〜 2025/05/11(日)
九州国立博物館
2024/10/12(土) 〜 2024/12/01(日)
福岡県立美術館
2024/10/12(土) 〜 2024/12/01(日)
大野城心のふるさと館
2024/10/26(土) 〜 2024/12/01(日)
九州芸文館