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福岡アジア美術館
2020/09/09 |
大名で社会実験
空きテナントや休業中の飲食店をギャラリーとして活用し、九州の魅力を発信する社会実験「One Kyushu ミュージアム」が12日から、福岡市の天神・大名地区で始まる。食や酒、陶磁器などさまざまな分野で活躍する専門家が集い、セミナーやワークショップも開催。新型コロナウイルスの感染防止と経済活動の両立に向け始まった「新しい日常」でのまちおこしの在り方も探る。
食や酒…専門家が集結
天神・水上公園の建物や西鉄バスのデザインなどを手がけている建築家の松岡恭子氏が立ち上げた一般社団法人「都心空間交流デザイン」が主催。福岡市の老舗洋菓子専門店「チョコレートショップ」社長の佐野隆氏や、音楽プロデューサーの深町健二郎氏、唐津焼「一番館」社長の坂本直樹氏ら、各分野で広く知られる24人が参加する。
社会実験は、①9月12~22日②10月9~19日③11月13~23日―の3期間に分けて、福岡県外からも若者が多く集う大名地区の「BPRスクエア天神大名」や「エクラスリット」など複数の会場で開催。
「九州の時」をテーマに、九州各県の特産品を展示し作り手や産地を紹介するほか、九州産のワインや茶を楽しむ催事も開かれる。また、コロナ禍でのイベントの在り方として、オンラインのトークイベントも企画。会場を訪れた人が、大名をどう散策しているか調査する計画もある。
松岡氏は「九州を深く知り、共感共有する。これからの九州をつくっていくための一歩にしたい。会場を巡って大名のまち歩きを楽しんでほしい」と話している。
「One Kyushu ミュージアム」は12日午後6時から、オンラインイベントとして、唐津焼の十四代中里太郎右衛門、有田焼の十四代今泉今右衛門、十五代酒井田柿右衛門の3氏による鼎談(ていだん)を開き、「ユーチューブ」で無料配信する。申し込みは不要。その他の行事予定は「One Kyushu ミュージアム」で検索を。(塩入雄一郎)
=9月8日付西日本新聞朝刊に掲載=
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