江口寿史展
EGUCHI in ASIA
2024/11/09(土) 〜 2025/01/12(日)
福岡アジア美術館
日程
2017/10/20(金) 〜 2017/12/10(日)
会場 山口県立美術館 |
奈良時代、天平神護元年(765)、聖武天皇の後を継いだ娘帝・称徳天皇が、「鎮護国家」を願い創建した西大寺。平城京においては、官大寺の総称「南都七大寺」の一つに数えられ、東大寺などと並び称される寺格を誇った、西の大寺だった。鎌倉時代には、稀代の高僧・叡尊(えいそん)が、密教において戒律を重視した教え(後の“真言律”)を広め、仏教を盛んにし、人民を救済する「興法利生(こうぼうりしょう)」をスローガンに独自の宗教活動、社会事業を展開した。
時はまさに未曽有の国難・蒙古襲来に直面していたころ。叡尊の教えがその弟子たちによって近畿から東国へ、さらに瀬戸内から山口を経て九州一円へと広がる中で、数多くの仏教美術の名品が制作され今に伝わっている。
山口県立美術館で開催される「奈良 西大寺展」では、創建1250年を迎えた西大寺と、近畿、関東、中国、九州地方の真言律宗ゆかりの寺院に伝わる彫刻・絵画・工芸品など、奈良時代から江戸時代までの優れた仏教美術を紹介する。
2024/11/09(土) 〜 2025/01/12(日)
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