江口寿史展
EGUCHI in ASIA
2024/11/09(土) 〜 2025/01/12(日)
福岡アジア美術館
日程
2020/07/17(金) 〜 2020/09/06(日)
会場 鹿児島市立美術館 |
※ご来館前に、鹿児島市立美術館ホームページで詳細をご確認ください。
今から100年前、異邦人の芸術家集団がパリで活躍していました。彼らは『エコール・ド・パリ』と呼ばれ、彼らを象徴する存在にあったのがキスリング(1891-1953)でした。
キスリングは、ポーランドの古都クラクフに、ユダヤ人の仕立屋の息子として生まれました。クラクフの美術学校で学んだ後、1910年パリに出て、ピカソやブラックらと交友し、やがてモディリアーニやパスキン、藤田嗣治らとも親交を結びます。
若い画家たちの中でも最も寛大でカリスマ性のある芸術家として活躍し、「モンパルナスの貴公子(プリンス)」とも呼ばれます。第一次世界大戦下ではフランスの義勇軍として参戦し、負傷のため除隊しましたが、後年軍功によりフランスへの帰化が認められました。
大戦後は着実に自己の様式を確立するとともに、主として女性や花をテーマに、華麗で透明感溢れる色彩で作品を描きました。それらは優雅でありながらどこか哀愁が漂い、今の時代でも見る者たちを魅了し続けています。
本展では、国内外の名品を集め、肖像、花、風景、裸婦、静物など、キスリングの初期から晩年に渡って描いた様々な作品を紹介します。
会場は、鹿児島市立美術館 一般展示室(1・2)、企画展示室。
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